原田龍二 水森かおりに過去のしくじりをいじられて苦笑い 憎めないいじられキャラ
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> 原田龍二(54)は愛されキャラの人です。 歌手水森かおり(51)とのデュエット曲「モナムール・モナミ」の発売記念イベントを発売当日の10月23日、神奈川・小田原ダイナシティで行いました。 2人の出会いは今年3月、名古屋・御園座の舞台「水戸黄門」での共演です。原田が軽い気持ちで「水森さんと一緒に歌ったら面白いと思う」と発言をしたことに「私が食い付いたんです」と水森。これでデュエットが決まりました。 歌詞はさまざまな恋愛経験を積んだ男性が「もう恋愛はこりごり」と思っていたところに運命の女性と出会う恋愛模様を描いています。 原田は19年に不倫を報じられています。歌唱後の取材で、過去のしくじりを蒸し返されたくはないだろうなぁ~と内心では思いつつも、やはり歌詞への思いを聞かないわけにはいきません。「原田龍二をふまえて作詞していただいた。僕だからこそ説得力がある」と、原田はこちらの意を酌んでか、苦笑いで答えてくれました。これを隣で聞いていた水森は「経験を無駄にしない。さすがです」といじって「風化をさせるとまた始まっちゃう。私がチェックをします」。何の遠慮もなくズバズバと言う水森に、原田も記者も笑うしかありませんでした。 不倫が報じられてから2年後の21年に原田は妻と30年ぶりにCMで共演しました。実はこの記者会見も取材しているのですが、会見の空気感がこの日と同じように、ほのぼのとしたものだったことを覚えています。 いじられキャラで憎めない原田。「歌手の水森に失礼があってはいけない」と歌の練習を何度も繰り返していたといいます。心根の優しい人なんだろうなと思います。【松本久】