<朝ドラ>「虎に翼」の次は「おむすび」 4作ぶり平成スタート ヒロイン橋本環奈“結”が歩む道と見どころ
◇食と栄養に関心を持った結は、“人のために役立つ喜び”に目覚め…
そんな橋本さん演じるヒロイン・米田結は、どんな道を歩むのか。
物語の始まりは、平成“ど真ん中”の、2004(平成16年)年。平成に元号が変わった最初の日に生まれ、どんなものでもおいしそうに食べる結は、福岡県・糸島で両親や祖父母と共に暮らしていた。
「何事もない平和な日々こそ一番」と思って生きてきた結。しかし、地元で伝説と化した姉の存在や、謎のギャル軍団、甲子園を目指す野球青年など、個性的な面々に翻弄(ほんろう)されていく。そんな仲間との濃密な時間の中、次第に結は気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを──。
青春時代を謳歌(おうか)した自然豊かな糸島、そして阪神・淡路大震災で被災するまでの幼少期を過ごした神戸。二つの土地での経験を通じて、食と栄養に関心を持った結は、あることをきっかけに“人のために役立つ喜び”に目覚める。そして目指したのは“栄養士”だった。
「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく」。はじめは、愛する家族や仲間という身近な存在のために。そして、仕事でめぐり合った人たちのために。さらには全国へと、その活動の範囲を広げていく。
ドラマには、ヒロイン・結の「家族キャスト」として仲里依紗さん、麻生久美子さん、宮崎美子さん、北村有起哉さん、松平健さんが出演。さらに、共に青春を謳歌する「高校生の仲間とギャル軍団」として佐野勇斗さん、菅生新樹さん、松本怜生さん、中村守里さん、みりちゃむさん、谷藤海咲さん、岡本夏美さん、田村芽実さんが登場する。
中でも、結の姉で、“伝説のギャル”を演じる仲さん、大規模なオーディションによって選出され、「博多ギャル連合」メンバーに扮するみりちゃむさん、谷藤さん、岡本さん、田村さんの演技には注目だ。9月30日からNHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送される。