グリーズマンとアルバレスは併用すべき? セルロートら加わった新布陣はどうなる
ビジャレアル戦でデビューとなるか
アトレティコ・マドリードがフリアン・アルバレスの獲得を発表した。契約期間は2030年までの6年間で、移籍金は最大で9500万ユーロ。アトレティコがこれほどの移籍金を費やしたのは、1億2600万ユーロでベンフィカからジョアン・フェリックスを獲得した時までさかのぼる。 西『AS』はアルバレスの起用法に言及しており、アントワーヌ・グリーズマンと前線で横並びになる2シャドウのシステムが最適ではないかと主張している。 ディエゴ・シメオネのアトレティコは昨季[3-5-2]を採用しており、前線2トップはグリーズマン+ストライカーだった。ストライカー役は主にアルバロ・モラタで、今季は新加入のアレクサンデル・セルロートがそのポジションで起用されると予想できる。 グリーズマンはアトレティコで唯一無二の存在であり、誰も彼の代役を務めることはできなかったが、アルバレスはその可能性を秘めた選手だ。ストライカーとしてゴールを決めながら、トップ下として振舞うこともできる。献身的な守備は当然のように装備されており、年間を通して計算できる体の強さもある。 今季のプレシーズンマッチでは[3-4-3]をテストしており、最前線にセルロート、2シャドウにアルバレス、グリーズマンという並びは夢が膨らむ。アルバレスがポジションを上げて2トップになってもいいし、グリーズマンがポジションを上げても、アルバレスがゲームを作れるため、相手に合わせて柔軟に対応することができる グリーズマンが33歳となり、後継者を探しているタイミングでアトレティコにやってきたアルバレス。スタイルとしてはフランス代表FWに近しいものを持っており、シメオネがどのように起用するのか注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部