【陸上】北村夢がBEAT AC TOKYOとマネジメント契約兼コーチに就任「これまでの経験を最大限に生かせる場所」
クラブチーム「BEAT AC TOKYO」を運営する株式会社BEAT SOCIAL SPORTS(代表取締役:五ヶ谷宏司)は、女子中距離で活躍した北村夢(元・エディオン)とマネジメント契約を締結し、コーチにも就任したと発表した。 女子800mの北村夢が今季限りで引退表明 日本選手権2連覇、2018年アジア大会代表 10月27日がラストレース 北村は800mで2分00秒92の学生記録保持者。東京都出身の28歳で、名門・東京高時代にはインターハイに出場し、日体大に進学してからさらに成長を遂げると、4年時の17年に日本選手権を初制覇し、秋の日本インカレで学生新を樹立して優勝した。この年は愛媛国体でも成年400mと800mとの2冠に輝いている。 18年にエディオンへ。同年の日本選手権で2連覇を達成し、同年のジャカルタ・アジア大会にも出場して4位入賞した。近年はケガやオーバートレーニング症候群に苦しみ、今年10月に現役を引退。母校の日体大記録会で、ともに戦ってきたライバルたちと最後のレースを走った。 同チームは「北村夢本人のセカンドキャリアが輝くものになるようにサポートしてまいります。コーチとして、日本のトップで活躍してきた北村夢の経験やノウハウを日本陸上界の成長・後進の育成に注いでいきます」とした。 北村は「これまでの私の経験を最大限に生かせる場所」とし、「新たなステージでの活動に今からとてもワクワクしています」とコメント。「たくさんの思いや経験をしてきたからこそ、陸上界のみならず、さまざまなスポーツや世代に対し、私の知見や経験を活かし幅広く活動していきたい」と綴っている。 BEAT AC TOKYOは都内の小学生から高校までを指導するなどし、全国にも展開。「BEAT AC KYOTO」として洛南高などと連携しながら中学・高校生向けの指導も行っている。
月陸編集部