初日特選を制した大川龍二は喜びのダブルピースで決めた

　第10回大阪・関西万博協賛競輪、全国都市緑化かわさきフェア開催「川崎市制100周年記念G3」（優勝賞金452万円）が開幕。初日特選は大川龍二（40＝広島・91期）が快勝した。特選レース後のコメントは次の通り。 　1着・大川龍二＝（後方になり）センスがないですね…。ここにいちゃいけない。3番手にいないと…。5、8（中部）を追えれば…。そこが対応できなかった。行けるところまで内に行って、そこからは誰が誰でどう動くか想定して踏んだ。組み立ては悪いが、いい着を獲れているし調子はいいのかな。 　2着・諸橋愛＝打鐘過ぎくらいまでは予想通りだった。ただ、（山岸には）2コーナーで行ってほしかった。そこで並んでしまえばツケマイできるし、彼はその技術もあるはず。最後に差し込まれたのは力不足。残念です。ちょっと重いけど、こんなもの。（二次予選は）野口（裕史）君へ。何回か連係はある。 　3着・山口富生＝（藤井）侑吾も打鐘からハイペースで行ってきつかったと思う。侑吾と決めたかったけど…。（自分の状態としては）あとは捲り、カマシに付いて行けるか。（二次予選は）初の纐纈君へ。 　4着・藤井侑吾＝緩めるところはなかったし、バックでタレている。脚が回らなかった。でも、これで4着なら悪くない。（二次予選は地元に任され）期待されているのかな。自分のレースをしてラインで決まるように。 　5着・和田真久留＝初手は取れたところからだけど、すんなり過ぎましたね。展開をいいように考えてしまった。そこがダメでした。1センターで行ければ…。腰は大丈夫だと思う。 　6着・佐々木真也＝基本的に（和田）真久留さんにお任せだった。最後はもっとコース取りを見極めないと。感じは悪くない。（二次予選はメイン12Rで）僕でいいのかなとは思う。ホームバンクなのでしっかり頑張りたい。 　7着・北津留翼＝流れに、はむかわないように走ろうと思っていた。1センター過ぎで行ければ良かったかもしれないけど、前が行きそうで待ってしまった。内に差してしまい、外を踏むのが遅れた。（調子は）踏んでなかったので何とも…。 　8着・恩田淳平＝最後は内を選択したというより、4番か7番が入ってきてしまうと思ったので。また、諸橋さんの後ろに戻ってと思ったけど…。チェーンを新しくしたら硬さがあり嫌な感じ。体は大丈夫なので何とかなるのかな。 　9着・山岸佳太＝藤井君がすかさず来るなら出させて3番手と思っていた。ちょっと脚がたまらなかった。ただ、新車の部品を換えたい箇所などに気づき、自分の中ではいい部分もあった。修正したい。