レンチン&トースターで簡単! とろ~りチーズがからんで絶品 「なすミートのチーズ焼き」【Mizukiさんのなすおかず】
なすはどんな味付けとも相性のいい万能野菜。マリネやラタトゥイユなどの洋風料理にもマッチします。とくにおすすめなのが、グラタン系。そこで、大人気料理家・Mizukiさんが「マイブームなんです」と教えてくれた、手軽に作れる「なすのグラタン」のレシピをご紹介します! 【画像で確認】Mizukiさんのなすおかず。バリエはまだまだたくさんあります! 教えてくれたのは・・・ ▷Mizukiさん 料理研究家。「簡単・時短・節約」「普通のおかずを華やかに」がコンセプト。身近な食材で失敗なく作れるレシピが評判を呼び、雑誌、テレビ、WEBメディアなど、さまざまなジャンルで活躍中。『レタスクラブ』では「Mizukiのコスパ最高!おかず」を連載中。 ■なすの下ごしらえのコツ 色よく仕上げたい人、注目! なすのおかずをおいしそうに見せるためには、調理したときになすの皮を色よく仕上げるのがポイントです。なすの皮の色素は水溶性のため、加熱時に水分があると、色が抜けやすくなります。水にさらしてアク抜きしたあとは、水けをしっかりと拭きましょう。また、なるべく時間をおかずに皮側から焼くことで油でコーティングされ、色落ちが少なくなります。 水にさらすときは、ビニール袋に切ったなすと水を入れて口を閉じて。空気が遮断されるから、切り口の変色も防げます。 水けをきるだけではダメ。なすをペーパータオルにとり、水けをしっかりと拭き取ります。特に皮側は念入りに。 上手に下ごしらえしたなすで、さっそく作ってみましょう! ■なすミートのチーズ焼き 簡単ミートソースでボリューム満点 【材料・2人分】*1人分327kcal/塩分2.1g ・なす・・・ 2個(約160g) ■ミートソース └合いびき肉 ・・・150g └玉ねぎのみじん切り・・・1/4個分 └トマトケチャップ ・・・大さじ3 └ウスターソース ・・・大さじ1 └小麦粉 ・・・小さじ1/2 └カレー粉 ・・・小さじ1/4 ・ピザ用チーズ・・・ 50g ・パセリのみじん切り・・・ 適量 【作り方】 1.なすは1cm厚さの輪切りにし、水に約5分さらして水けを拭く。 2.耐熱ボウルにミートソースの材料を入れて菜箸で混ぜ、なすをのせる。ラップをかけて600Wで6分レンチンし、よく混ぜる。 3.耐熱の器に2を入れてピザ用チーズを散らす。オーブントースターで焼き色がつくまで約5分焼き、パセリをふる。 Mizuki's Point ミートソースの材料は生のまま混ぜ、なすを重ねてレンチン。炒める手間がないからラクチン。 * * * なすはチーズとの相性もバッチリ! なすもミートソースも炒める必要がなく、火を使わずに作れるから、真夏のキッチンに立つ身にはうれしいレシピ。さっそく作ってみてくださいね! ※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 レシピ考案/ Mizuki 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 文=高梨奈々