430年続く唐津焼の名門 中里太郎右衛門家の秘蔵作品を展示
RKB毎日放送
およそ430年の歴史を持つ唐津焼の名門、中里太郎右衛門家の展覧会が、福岡市で開かれています。 【写真で見る】唐津焼の名門 中里太郎右衛門家の展覧会 430年続く唐津焼の名門福岡市東区で開かれている中里太郎右衛門大展覧会には、14代にわたりおよそ430年続く唐津焼の名門、中里太郎右衛門家の作品や、ゆかりの品が展示されています。 こちらは献上唐津松竹梅文重箱という作品でおよそ300年前に当時の唐津藩の藩主に献上された、非常に珍しい焼き物の重箱です。 こちらは、今の十四代太郎衛門さんが東南アジアの土器の製法と唐津焼の技法を融合させた焼締壺90という作品で、唐津焼の伝統を継承しつつ前衛的な唐津焼の制作に挑んだ作品です。 十四代中里太郎衛門さん「今回の展覧会は中里家の秘蔵と言いますか、本当にこれだというものだけを厳選して展示しました。点数にして百数十点あるんですね、それを一点一点いろいろなさくひんがあるんですけど、これはすごいというものだけしか展示してないんですよね。魂を込めた展示になっておりますのでその辺を感じ取ってほしいと思うしたくさんの方にこの展覧会を知ってもらってこれだけすごいものを展示しているということを分かっていただけたら本当に有難いなと思います」 100点を超える焼き物など中里太郎衛門家の伝統を伝えるこの展覧会は、9月16日まで開かれています。
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