去就騒動相次ぐ…マン・U、ラッシュフォードの“難しい状況”について指揮官アモリム「彼のような選手の周りには多くの人間がいて…」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、マーカス・ラッシュフォードの状況について語った。 下部組織からマンチェスター・Uでプレーし、2016年にファーストチームデビューを果たしたラッシュフォードは、若くして背番号10を託されるなど期待されてきた。しかし、近年では伸び悩みも見られ、さらには素行面も指摘されたりと、ピッチ内外で問題を抱えている。 2-1で逆転勝利したマンチェスター・シティとのダービーから直近の公式戦3試合連続でベンチ外となっているラッシュフォードは、来年1月の移籍市場での売却が噂される中、インタビューの中で「新たな挑戦と次のステップへの準備はできている」と発言。これにより、同選手の去就に対してはさらに大きな注目が集まっている。 ラッシュフォードのこの発言を受け、アモリム監督はイギリス『スカイスポーツ』で「難しい状況だ。このような選手たちの周りには多くの人間がいて、選手の考えではない決断をしていることを理解している」と話し、同選手へのサポートを約束した。 「私は常に他の選手たちと同様にマーカスを助けるためにここにいる。私は私がしなければならないことをしないといけない。彼らはインタビューを受けることを選んだ。私はこのことを理解している。コーチとして、私はパフォーマンスや練習のことに集中している。それ以外のことは適切なタイミングでクラブが対処するのが望ましい」 「今の段階で、私はマーカスが成長することだけを考えているし、我々にはマーカスのような才能のある選手が必要だ。私は今、インタビューのことを忘れたし、ピッチで目にすることに目を向けている」 なお、『ESPN』によると、ラッシュフォードの処遇に関して、共同オーナーのジム・ラトクリフ氏やテクニカルディレクターのジェイソン・ウィルコックス氏らマンチェスター・U首脳陣はアモリム監督の判断に委ねているようだ。