植えたら後悔するかもしれない庭木4選《失敗しないシンボルツリー選びに》おすすめ代替案も紹介
実は植えてはいけない?大きくなりすぎる「オリーブ」
白みがかった細い葉と異国情緒漂う雰囲気がおしゃれなオリーブ。「平和の象徴」ともされており、シンボルツリーにぴったりと感じるかもしれません。 しかし、オリーブはとても大きくなる植物。縦にも横にものびのびと枝を伸ばすため、広い場所が必要です。その反面、根が浅く風で倒れやすい性質も。 また、害虫が付きやすく、見た目も悪くなりがち。そのうえ、ある程度気温が高く乾燥した環境を好むため、高温多湿の日本では育てるのが難しいのです。 ●【代替案】オリーブの代わりにおすすめ→白みがかった葉がオリーブ似「フェイジョア」 オリーブの白みがかったおしゃれな葉に憧れる方には、フェイジョアがおすすめ。夏に咲くエキゾチックな花と、晩秋につく実は、見ても食べても楽しめます。 成長がとてもゆっくりで、手のかからない庭木。日当たりのよい場所に植えると、花つき・実つきがよくなります。病虫害に強いので、花や実は無農薬で味わえますよ。 品種によって実が異なるため、収穫したい場合は調べてから購入しましょう。寒さにはやや弱く、地植えは関東以南が適しています。 ※参考価格:4000~1万円前後(高さ1m前後)
実は植えてはいけない?害虫がたくさん発生するサクラ(バラ科植物)
花色や花形のバラエティーが豊富なサクラ。家族と一緒に庭でゆっくりお花見できたら嬉しいと考える方もいるでしょう。 しかし、サクラやウメなどのバラ科植物は、害虫がつきやすいという困った特徴があります。 とくにサクラは毛虫がたくさん発生する植物。また、大木になる品種が多いため広い場所が必要で、花びらや落ち葉の掃除も大変です。 ●【代替案】サクラの代わりにおすすめ→サクラに似た花が咲く「ハナカイドウ」 どうしてもお庭でお花見をしたい! という方には、ハナカイドウがおすすめ。八重桜と同じころに、サクラに似たピンクの花を枝いっぱいに咲かせてくれます。 バラ科なので病虫害は発生しますが、サクラよりはかなり少なめ。樹高もあまり高くならないので、コンパクトに楽しめます。 日当たりと風通しのよい場所に植え、病虫害が発生したら市販の殺菌殺虫剤で対処しながら育てましょう。 ※参考価格:2000~5500円前後(高さ1m前後)