【ホッケー】さくらジャパン五輪メンバー発表 永井姉妹は3大会連続出場、念願初勝利狙う
日本ホッケーの歴史を塗り替える。日本ホッケー協会(JHA)は14日、パリ・オリンピック(五輪)に臨む女子日本代表「さくらジャパン」のメンバーを発表。主将でFW永井友理(32=ソニー)、妹のMF葉月(29)ら16選手が名を連ねた。日本は6大会連続6度目の出場となるが、04年アテネ五輪で8位に入るも、その後は結果を残せていない。永井姉妹は16年リオ、21年東京に続いて3度目の大舞台となるが、出場した2大会は1勝もできずに終戦。永井友は「過去2度は結果が残せず終わった。覚悟を持って臨んでいく。最高の結果を残せるように」とリベンジを誓った。 21年秋から指揮を執るニュージーランド国籍のジュード・メネゼスHCは、献身的な守備を持ち味としたチームづくりに着手。日本らしい粘り強さを武器とする。永井友は「昔からやってきたこと。どれだけ攻められても諦めないし、どんどん戻る。良い意味で諦めないチーム」と不敵な笑みを浮かべた。 五輪の結果は今後のホッケー界の未来を左右する。「結果を残さなければ意味がない。私たちもバトンを次世代の子供たちにつなげていくのが責任」と永井友。目標のベスト8入りを果たし、日本のホッケーの魅力を世界に発信する。