「自民はコテンパン…維新から議席奪還」訴え、小泉進次郎氏が大阪入り
衆院選が公示された15日、自民党の小泉進次郎選対委員長が来阪し、自民や公明が候補を擁立した府内全19選挙区のうち4選挙区で応援演説を行った。 【グラフでみる】衆院選の大阪府内19選挙区を巡る各党の獲得議席数 同日午後1時40分ごろ、大阪府八尾市の近鉄八尾駅前では、大阪14区の自民新人候補の隣に立って熱弁を振るった。同市は日本維新の会の前代表、松井一郎氏のお膝元とされる。3年前の前回衆院選では、自民が候補を擁立した府内小選挙区で維新に全敗したことを念頭に「自民がコテンパンにやられている」と指摘。「維新から議席をひとつでも奪還する」と訴えた。 派閥パーティー収入不記載事件によって党に対する国民の信頼を損ねたことに触れた上で、選挙戦最初の応援演説に大阪を選んだ理由について「ゼロからのスタートにふさわしい」と強調。党を立て直すには「若い人や、女性も増やさなきゃいけない」として、党内人材の発掘を急ぐ考えも示した。
