消防学校で模擬家屋を使った消火・救助訓練 消防局職員150人が参加【高知】
RKC高知放送
火事が多くなる時期を前に、11月26日に高知県いの町の消防学校で模擬家屋を使った消火訓練や救助訓練が行われ、消防隊員が連携の手順などを確認しました。 高知市消防局では、毎年火事が多くなるこの時期にあわせて「警防技術発表会」を開いて迅速な消火活動や人命救助に向けた連携などを見せ合い、消防隊員の災害対応能力向上を図っています。 発表会は26日から3日間の日程でいの町の県消防学校で行われ、高知市消防局職員が延べ150人参加します。 ■井上キャスター 「2階建て木造住宅の1階から出火、逃げ遅れた人がいるという想定で行なわれています」 参加者たちは4人1組となって木造の模擬家屋の中で実際にホースを使った放水やケガ人の救出などをして、連携や対応の手順を確認していました。 高知市では今年の11月25日までに70件の火災が発生しています。 近年建物の気密性が高まり、消防隊員が建物の中に入って消火活動をすることが多く、消防局では訓練を通じて隊員同士のさらなるチームワークの強化を図りたいとしています。