「冷凍」と「冷蔵」の食材を一緒に加熱、でも美味しく仕上がっちゃうパナソニックの最新スチームオーブンレンジ
「おまかせグリル」の設定は、パナソニックが提供する「キッチンポケットアプリ」を使う方法と、本体メニューで設定する方法の2通りがあります。 「キッチンポケットアプリ」を使う場合は、同アプリからヒートグリル皿にのせた食材を撮影すると、食材の量を1%単位で認識。これに、冷凍肉/冷凍魚やたれ漬けの食材の有無などをチェックボックスで入力(当てはまるものをタップするのみ)すれば、あとはアプリの指示に従い、おまかせ調理をスタートするだけで調理が開始します。アプリを使わず、本体のメニュー画面でも手動で食材の分量を選び調理できます。 冷凍食材と冷蔵食材をまとめて調理できる機能は、同社スチームオーブンレンジではこのNE-UBS10Cが初。冷凍食材が生焼けになったり、冷蔵食材が焦げすぎたりしないか心配ですが、冷凍食材の分量に応じて庫内を適切に温め、両面グリルとスチームを活用し、冷蔵・常温食材が焦げないよう加熱する設定だといいます。 ■「おまかせグリル」で食材はどう焼ける? 鮭と豚肩ロースを試食 今回は実際に「おまかせグリル」で作った鮭と野菜のグリル、豚肩ステーキを試食しました。 鮭と野菜のグリルの食材は、冷凍の鮭切り身、冷凍のブロッコリー、冷蔵のありもの野菜(パプリカ、玉ねぎ、ブロッコリー)を使い、全てをヒートグリル皿に載せて調理スタート。約16分ほどで焼き上がりました。 試食では、鮭はふっくら加熱され、野菜もほどよい柔らかさに仕上がり、見た目もきれい。野菜の一部に若干の焦げ目がついていたものの、その香ばしさも含めて美味しく焼きあがっていました。 豚肩ステーキでは冷蔵の豚肩ロース、冷凍のインゲン、冷蔵のありもの野菜を同じくヒートグリル皿に広げ、自動で温めます。お肉はしっかり火が通りながらも固すぎない仕上がりで、いんげんと野菜も適度な歯ごたえで美味しく仕上がっていました。 いずれも肉や魚の専用調理モードではないため、“外はパリッと中はふっくら“のようなプロに近い仕上がりではありませんが、家庭で食べる日常的な料理を時短でパパッと作りたいときには十分すぎる出来上がりだと思いました。