海岸線に復興願う花火 とぎ海街道で「光の絆」
●世界一長いベンチも点灯 志賀町富来領家町の「道の駅とぎ海街道」で14日夜、能登半島地震からの復興を願う花火とスカイランタンの打ち上げやイルミネーションの点灯が行われ、夜空を彩った。 富来商工会の震災復興祈念イベント「光の絆」(北國新聞社後援)の一環で、同所の世界一長いベンチには増穂浦海岸と桜貝をイメージした青やピンク色などの発光ダイオード(LED)約2千個を取り付けたイルミネーションが点灯。地元の小中学生らが復興に向けた願いを書き込んだスカイランタン300個が夜空に浮かび、最後に花火が打ち上げられた。 オープニングセレモニーでは、富来商工会の寺岡才治会長と稲岡健太郎町長、石田章県議があいさつし、冨木神幸太鼓や和太鼓サスケが演奏を披露した。ベンチのイルミネーションは10月31日まで、日没から約4時間点灯される。