イーロン・マスクはテスラのサイバーキャブは2026年に量産体制に入ると語った。

イーロン・マスクは、テスラの2024年第3四半期の収益報告会見で、自動運転車のサイバーキャブについて詳しく語った。 【全画像をみる】価格、量産の時期、製造工程など…サイバーキャブについてイーロン・マスクが話した6つのこと マスクによると、サイバーキャブは2026年に量産体制に入り、年間200万台の生産を目指すという。 車のデザイン、「約2万5000ドル」の価格設定、車が自動運転している間に乗員ができることについても語っている。 テスラ（Tesla）が2024年10月10日にロサンゼルス近郊で開催したイベント「WE,ROBOT」で、ハンドルもペダルもない自律走行型のテスラのロボットタクシー、サイバーキャブ（Cybercab）を発表してからまだ1カ月も経っていない。 ウォール街のアナリストたちは、テスラが10月23日が行った2024年第3四半期の決算に注目し、この新型車両とそれに対応する配車アプリの詳細を探ろうとしている。 マスクは決算会見で投資家やアナリストに対し、サイバーキャブの今後の展開やテスラが規制当局の承認を得て初めて自動運転車を提供できる時期について考えを語った。 主なポイントは以下の通りである。

2026年に量産開始予定

マスクは決算会見で、2026年にサイバーキャブは量産体制に入ると「確信している」と述べた。 「サイバーキャブが単に生産を開始するだけでなく、2026年に量産体制に入ると確信している」とマスクは話している。 テスラはサイバーキャブを運営するために規制当局の承認が必要であるが、2025年にテキサス州とカリフォルニア州でその承認を得られると予想しているとマスクは話している。この承認が得られれば、配車アプリの展開も可能になる。 マスクはテスラの自動車事業全般について、「ネガティブな外的要因があっても」2025年の自動車販売台数は20%から30%伸びるとの見通しを示した。

少なくとも年間200万台の生産を目指す

マスクは今回会見で、毎年「非常に多数」のロボタクシーをテスラは生産したいと話している。 「サイバーキャブは少なくとも年間200万台を目指している。複数の工場で生産する予定であるが、少なくとも年間200万台、最終的には400万台になると思う」 マスクは、この数字の確度を「最良の推測」だと言ってはぐらかした。