【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
35%賃上げ
ボーイングと同社最大の労働組合は新たな労働協約案で暫定合意した。組合員3万3000人が参加し、事業運営をまひさせているストライキに終止符を打つ重要性を浮き彫りにした格好だ。国際機械工・航空機工労組(IAM)が発表した合意案には、4年間で35%の賃上げ、少なくとも4%の年間賞与保証、組合員が労働協約を承認した場合に7000ドル(約105万円)の追加ボーナス支給が含まれる。組合員の投票は23日に実施される予定だ。米政府は団体交渉プロセスを支援するため、スー労働長官代行をシアトルに派遣していた。
AI格差
半導体業界では、人工知能(AI)ブームの波に乗れるかどうかで、格差が広がっている。決算シーズン序盤の動向を踏まえると、その溝はさらに深まりそうだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は先週2.4%下落して終了。業界内の明暗を浮き彫りにするかのように、ASMLやラム・リサーチ・コーポレーションなどの半導体製造装置メーカーが値下がり銘柄の上位に名を連ねる一方、マーベル・テクノロジーなどの半導体メーカーの一角は値上がりした。このような乖離(かいり)は今後も続くと予想されている。
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