米議事堂前に巨大なうんち、襲撃事件の暴徒を「称える」皮肉な銘文
米国の首都ワシントンにある連邦議会議事堂の前に、机に乗ったうんちのオブジェが出現した。2021年1月、大統領選でトランプ氏の敗北を覆そうとする人々が暴徒化して議事堂を襲撃しており、あの事件を風刺する作品だという。銘文には「この記念碑は、選挙結果を覆すため、神聖な議事堂で略奪、放尿、排便を行った勇敢な男女を称えるものだ」との皮肉な文章が書かれている。 ワシントンの米連邦議会議事堂前に、うんちのオブジェ。 ここでは2021年1月、大統領選でトランプ氏の敗北を覆そうとする人々が暴徒化、議事堂を襲撃する事件が起きた。あの事件を風刺する作品だという。 オブジェの台座の銘を読む、近隣住民。 ワシントン在住のウィリアム・ブラウンさん 「謎めいているが、『この神聖な議事堂で排便や排尿をする』という記述があり、確かに風刺的であるようだ。右翼が作ったものではないと解釈するのは簡単だろう。だが、私には分からない。つまり、我々は奇妙な時代を生きているのだ」 「この記念碑は、2021年1月6日に、選挙結果を覆すため、神聖な議事堂で略奪、放尿、排便を行った勇敢な男女を称えるものだ。トランプ氏はこの英雄らを『愛国者』『戦士』と称賛している」 ジョアン・タッカーさん 「銘文を読まなければならない。4年前に何が起こったのか、どんなにひどいことだったのかを思い出させるものとして、私は気に入っている。人々に思い出させるために、大量のうんちが必要なのなら、これは必要なものなのだ」 (ナレーションなし)