【思惑】政局のカギを握る国民民主党 総理指名選挙を控えた福岡の当選者は 無所属議員は与党との連携可能性を否定せず
与野党は無所属議員の取り込み狙う
与野党は、無所属議員の取り込みにも奔走しています。 ■無所属 福岡9区・緒方林太郎氏 「自民党だけではなくて、いろいろなところから、まだ緩やかな感じですが電話はかかってきます。よく電話が鳴っています。」 福岡9区から無所属で4期目の当選を果たした緒方林太郎さん。無所属の議員4人で作る会派「有志の会」としてまとまって行動する考えです。 ■緒方氏 「多数を作る取り組みに自分たちが関与できるのか。いい意味での触媒、橋渡しの役割もできるのかもしれないとは思っていますが、現時点で何か具体的なものがあるわけではないです。」 そのうえで「有志の会」として与党と連携する可能性について、否定しませんでした。 ■緒方氏 「これまでも選挙期間中、ずっと言ってきたことですが、私自身は全ての可能性をオープンにした上で、今後、是々非々の立場から考えていきたい。全ての可能性をオープンにしているということに尽きるかと思います。」 久しぶりに生まれた、与野党が拮抗する政治状況。数あわせの多数派工作を繰り広げるだけでなく、政策本位で政権の枠組みを作ることが求められています。