「この降格も意味がある」来季JFLのYS横浜がDF花房稔と契約更新…試練へ前向きにコトバを綴る「忍耐強く、与えられている役割を全うする」
Y.S.C.C.横浜は29日、DF花房稔(28)との契約更新を発表した。 花房は東京都出身で、國學院久我山高校時代は全国高校サッカー選手権大会に出場。国士舘大学、2019年入団のFC琉球を経て、2020年にYS横浜へ加入した。 今季はJ3リーグ27試合に出場し、高知ユナイテッドSCとのJ3・JFL入替戦も2試合とも先発出場。無念のJリーグ会員資格喪失となったが、契約更新にあたり、新たな挑戦へポジティブに意欲を綴っている。 「来シーズンもY.S.C.C.でプレーさせて頂けることになりました。これまで大いに支えてくださったファン・サポーターの方々、スポンサー・企業の方々、本当にありがとうございます」 「今シーズンも皆様がY.S.C.C.を支えて頂いたおかげでJリーグの舞台で戦えていました。本当にありがとうございます。どうかこれからも支えて欲しいと僕は思いますが、JFLに降格したことにより、離れる方々もいると思います」 「日頃からYSを支えてくださっているファミリーの皆さんは降格が決まってから約3週間、今どのように感じていますか。僕はここから新たな再スタートだなと思います」 「一年で昇格できたら最高ですが、結果はどうなるか最後の最後には僕たちにはわかりません。昇格を目指して一心に走り続けることは大切ですし大前提です。しかし、簡単ではないと多くの人が思っていると思います」 「むしろ僕はJ3に残留するより大変だとも思っています。なぜならチームから離れる中心選手やスタッフ、そして予算というものもあるかと思います。これは一年前には思いもよらない想定外の状況に立ち会っている状態です」 「しかし、僕は神様という存在を信じている者として、言わせていただきます。神は、次に何をしてくれるのだろうと、僕の心は希望と楽しみで満ち溢れています。なぜなら、神は結果は素晴らしいものを与えてくれると言ってくれているからです」 「どのような悲惨な状況でも素晴らしい結果が与えられるんだと、信じて歩むことが日々試されています」 「これを読んでくださっているみなさんも、生活の中でも、人間関係の悩みや、試練があったり、思い通りにいかないこと、ここぞという時に真逆の結果が与えられる瞬間もあるかと思いますが、周りに起こっているすべての出来事は必ず意味があります。意味がないことなど何一つありません」 「なぜならば神様はそういう様々な試練と思えることを通し、乗り越えて、最高のものを与えようとしてくれていると、世界一のベストセラーである、神によって記された聖書で、語られているからです。これほど心強いものはないです」 「改めて、YSファミリーの皆さん、この降格も意味が必ずあります。ここで嘆き悲しみ続けるのか、いや沈んだら上がるしかないでしょと思ってやるのか、答えは非常に明白ですね。僕はこの経験を存分に活かしたいです。降格という皆さんと味わった悲しみを喜びに変えたいです」 「もし1%でも諦めの心があり、神が用意してくれていたものが与えられない人生、そんなの本当に嫌です。Y.S.C.C.に与えようとしているものを受け取れなかったら悲しいです」 「僕自身にできることはただ神に祈り信じて忍耐強く、与えられている役割を全うすることです。だからY.S.C.C.に関わるすべての皆様、もう一度立ち上がって歩んでいきましょう」 「最後に一つ聖書箇所を共有させて頂きます。ぜひ心に留めて頂けたら嬉しいです」 『見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける』 イザヤ書 43章19節 「この聖書箇所が、この降格を思うたびに思い起こされてきます。悲しい感情が降格したことによりYSファミリーの全員が持ったと思います」 「しかし、神は新しいことをするためにあえてそうして、さらにしっかりとした道と川を設けてくれるのではないかと、僕は楽しみで仕方ないです」 「長くなりましたが、来シーズンもよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。主イエスに栄光がありますように。花房稔」
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