報徳学園出身の1年ショート・竹内が好守を連発!神戸学院大が今季初白星を飾る【関西六大学】
神戸学院大が大阪経済大に勝利して対戦成績を1勝1敗のタイとした。 神戸学院大で1年生にして既に正遊撃手の座を掴んでいるのが竹内颯平。報徳学園時代に好守の遊撃手として昨春の甲子園準優勝に大きく貢献した選手だ。 【一覧】おもな大学野球部 24年度新入生 昨年はプロ志望届を提出するも指名漏れ。従兄弟の森川凌(4年=神戸国際大附)が主将を務める神戸学院大に進学を決めた。 打撃では2試合で8打数無安打と苦戦が続いているが、守備では名手ぶりをいかんなく発揮。1点リードで迎えた9回裏は3者連続で飛んできたゴロを全てアウトにして、チームに今季初勝利をもたらした。 「打撃の面ではまだ自分の思うような結果が出ていないですけど、守備の面では先輩方に貢献できているのかなと思います」と自身のプレーを評価する。 竹内はプレーだけでなく、声でも存在感を発揮。周囲の選手に誰よりも大きな声をかけ、最後のゴロを捌いて勝利を決めた際には大きくガッツポーズして整列に向かった。 「自分のプレースタイルは高校時代からああいう感じなので、自然と出たのかなと思います」と竹内。昨春6位、昨秋5位と苦戦が続いているチームに明るさをもたらしている。 「大卒でプロに行きたいと思っています。通算100安打を目指してこれからやっていきたいと思います」と4年間での目標を語る竹内。まずは8日の3回戦で初安打を記録して、第一歩を踏み出したいところだ。 その竹内に負けじと4番捕手の森川凌も3打数3安打1打点と活躍。この2試合で7打数6安打1本塁打4打点と大当たりが続いている。攻守に頼れる主将とスーパールーキー擁する神戸学院大は関西六大学リーグの台風の目となりそうだ。