【中日】3連敗 今季最多借金7...打線は8安打も初回のカリステの適時打の1得点10試合連続2得点以下 大野が牧&桑原に3被弾の5失点
■プロ野球 中日1ー5DeNA (29日 バンテリンドーム) 中日はDeNAに完敗し今季6度目の3連敗で30勝37敗6分の今季ワースト借金7となった。打線は8安打も初回のカリステのタイムリーのみで10試合連続で2得点以下となった。連続試合2得点以下の球団ワーストは56年に記録した11試合連続。先発・大野が牧に2本の本塁打、桑原にも一発を浴び5失点で2敗目。 先発・大野雄大(35)は今季3度目の登板、1勝1敗。今季初登板の4月3日・巨人戦(バンテリンドーム)は5回1失点で勝ち投手。2度目の4月20日・阪神戦(甲子園)は1回1/3を6失点の負け投手。翌21日に登録抹消され、それ以来の登板。バンテリンドームでのDeNA戦は通算11勝とカード別では最多だった。 大野は1回1死から度会に中安打、オースティンを中飛も2死一塁から牧にレフトスタンドへ9号2ランを叩き込まれ2点を先制される。 9戦連続2得点以下の打線。スタメンは1番ファースト・福永、2番ショート・龍空、3番ライト・細川、4番センター・カリステ、5番セカンド・板山、6番サード・髙橋周、7番レフト・ディカーソン、8番キャッチャー・木下、9番ピッチャー・大野のオーダーを組んだ。 DeNAの先発・東に1回、福永が左安打、龍空は見逃し三振も細川の右安打で1死一・三塁の好機に。カリステがレフト前にタイムリーを運び、1ー2とする。なお一・二塁も板山は空振り三振、髙橋周は一ゴロに終わった。 大野は2回は大和にヒットを打たれるも後続を抑え、3回は桑原、度会、オースティンを全て内野ゴロに打ち取る。 だが大野は4回、先頭・牧に2打席連続の10号ソロをレフトスタンドへ放り込まれ、1ー3となった。 4回の攻撃で先頭・板山が中安打、髙橋周は見逃し三振、ディカーソンは三邪飛、木下は二飛と走者を進めることもできず。 大野は5回1死から東に投内安打、続く桑原にレフトスタンドへ2号2ランを運ばれ、1ー5となる。大野は5回を62球、7安打、無四死球、1奪三振も3本の本塁打を浴び5失点(自責5)で降板。 5回の攻撃は先頭の代打・山本が四球も福永は中飛、代打・石川昂と細川は連続空振り三振に終わった。 6回は2番手・フェリスが2四球を出すも無失点に抑える。6回の攻撃はカリステ、板山、髙橋周と三者凡退。 7回は3番手・橋本が桑原の投強襲内安打でわずか3球で降板。代った4番手・祖父江が度会を遊ゴロ、オースティンを遊ゴロ併殺打に打ち取った。 打線は7回、先頭・ディカーソンが左安打、木下は左飛、山本は三ゴロ、福永は中飛とつながりを欠く。8回も祖父江が続投し2安打を許すが得点は与えなかった。 8回はDeNA2番手・徳山に1死から細川が左安打もカリステ、板山は凡打に倒れた。9回は清水が無失点に抑える。 9回はDeNA3番手・ウィックに髙橋周がヒットを放つも無得点に終わった。