ぎょろっけをのせた「津久見ちゃんぽん」新たなご当地グルメ誕生 スープのうまみを吸って違う食感に 限定販売
大分県津久見市に新しいご当地グルメが誕生しました。その名も「津久見ちゃんぽん」。地元のソウルフード「ぎょろっけ」をトッピングしているのが特徴で、期間限定メニューとして市内5店舗で提供されています。 【写真を見る】ぎょろっけをのせた「津久見ちゃんぽん」新たなご当地グルメ誕生 スープのうまみを吸って違う食感に 限定販売 市内にあるDiningBar1973で提供されている『うま辛みそ津久見ちゃんぽん』(税込み1000円)。豚なんこつを炊き、4種類のみそをブレンドしたスープに、ぎょろっけをトッピング。地元の人を中心に好評といいます。 (坂爪二郎代表)「『みそも合うんだね』とか、『思っていたよりぎょろっけとあうね』という声が多いです」 ぎょろっけとは、エソとタチウオのすり身を入れ、キャベツやニンジンなどの野菜と唐辛子を加えて揚げた魚のコロッケです。地元で長年愛されている津久見の名物で、そのまま食べることがほとんどですが、食卓で余ったぎょろっけを煮付けにする文化があります。 そこで、北九州の名物でチキンカツをのせた「八幡ちゃんぽん」をヒントに、ぎょろっけをトッピングした『津久見ちゃんぽん』が誕生したのです。スープのうまみを吸って通常とは違う食感が楽しめます。 (坂爪二郎代表)「津久見と言えば、『津久見ちゃんぽん』となってほしいですね」 70年以上ぎょろっけを製造・販売し、多い日には5000個を作る太田商店。津久見ちゃんぽんに対して特別な思いを抱き、期待を寄せています。 (太田商店・小代哲也工場長)「ぎょろっけは漁師さんの酒の『あて』から始まったもの。それを使ってちゃんぽんを作ってくれるとこちらもありがたい。全国のみなさんに食べていただいて喜んでもらいたい」 参加の店舗では、ホルモンちゃんぽんや沖縄そば風など多彩なメニューを用意。26日まで提供されています。
大分放送