八田與一容疑者の現在 似顔絵6種類公開 ひき逃げ事件の重要指名手配 遺族「事件の早期解決を」 大分
被害者の1人「八田が言いがかりをつけてきて、本当にそれだけのことだった」
事件の被害者の1人はTOSの取材に応じ、事件前に現場近くのショッピングモールの敷地内で八田容疑者と亡くなった大学生との間でトラブルがあったことを明かしました。 ◆事件の被害者の1人 「八田がスピーカーですごい大きい音を流していてそれをちょっと不審に思った(亡くなった)彼が八田を少し見た。それにカッとなったか分からないが言いがかりをつけてきてという感じ。本当にそれだけのことだった。15秒、30秒ぐらいのすごく短いやり取りだったと思う」 その後、2人はバイクで移動していたところ、被害にあったということです。 「アクセルをすごい踏む音がして、バイクのミラーでこれなんかおかしいなと思ってパッと見たら、もうヘッドライトが近くまで来ていて、やばいと思って一緒にいた彼に伝えなければと思って、彼の方を向いたら、もうその瞬間には突っ込まれてという感じだった」
時効は7年 遺族は時効無い「殺人罪」への切り替え求めて署名活動
遺族と、支援する「別府願う会」は八田容疑者の容疑を「殺人」に変更することを求めて、インターネット上で署名活動を行っています。ひき逃げの罪は公訴の時効が7年ですが殺人罪には時効がありません。 6月29日で事件から2年。遺族が今の思いを明かしてくれました。 「6月29日が近づくにつれ、気持ちが乱れていることに自分自身気がつきます。 あの信じられない悪夢のような日から2年。息子が突然目の前からいなくなり、いつまでも犯人が捕まらないという信じがたい現実。未だに思いきり声をあげて泣くことができていません。 いつ捕まるのか、捕まるかどうかも分からない不安に加え、迫りくるあと5年という時効の壁。一体いつまで私たちは八田與一を追い続けるのだろう。終わりの見えないこの苦しい活動をいつまで続けなければいけないのだろう。重要指名手配ポスターに並ぶ八田以外のあまりにも古い写真を見ては、そう思うのです。どうかお願いです。「救護義務違反」ではなく時効のない「殺人罪と殺人未遂罪」に早く切り替えて、全国での全力捜査、事件の早期解決を望みます」 署名は「別府願う会」のホームページやSNSで受け付けているということです。 「別府願う会」 https://beppunegaukai.hp.peraichi.com/
大分県警「八田與一容疑者の逮捕に繋げたい」 情報提供呼びかけ
今回、6枚の似顔絵を公開した大分県警。「新たな視点で見てもらい、八田與一容疑者の逮捕に繋げたい」と情報提供を呼びかけています。 八田容疑者は身長およそ175センチ、体型は中肉で以前、大分県杵築市、栃木県日光市、千葉県千葉市、石川県鹿島郡に住んだことがあり、土地勘があるということです。 八田容疑者に関する情報の提供先は別府警察署0977-21ー2131です。
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