トランプ氏側の“就任までどの国とも会談しない”方針に矛盾は? 林官房長官「答える立場にない」
大統領に就任するまで各国の首脳と会談しないと説明していたアメリカのトランプ次期大統領がカナダのトルドー首相と会談したことをめぐり、林官房長官は2日、「日本政府として答える立場にはない」と述べました。 アメリカのトランプ次期大統領は先月29日、アメリカを訪問していたカナダのトルドー首相と面会しました。 これまでトランプ氏側は"来年1月に就任するまでいずれの国とも会談を行わない"と説明していて、先月、南米を訪問した際にトランプ氏との会談が実現しなかった石破総理も同様の説明を受けたと明らかにしていました。 林官房長官 「トランプ陣営の説明の趣旨や具体的な運用について、日本政府としてお答えする立場にはないと考えております」 林官房長官はきょうの会見でトランプ氏がトルドー氏と会談したことで矛盾が生じているのではないかと問われたのに対し、「石破総理が説明した内容は、トランプ陣営から、その時点で受けた説明を紹介したものだ」と話しました。 その上で、日本政府としてトランプ氏側と意思疎通を継続していると強調しました。
TBSテレビ