サッカーの歴史上でC・ロナウドとメッシよりも多くのフリーキックを決めた数少ない選手は?「史上最高のキッカーはまだ遠い」
欧州ネーションズリーグ、ポルトガル代表対クロアチア代表の試合が現地時間7日に行われた。試合はポルトガル代表が2-1で勝利している。英メディア『Planet Football』は現地時間7日に、ポルトガル代表のC・ロナウドとアルゼンチン代表リオネル・メッシがまだ達成していない記録について報じていた。 この試合でゴールを決めたC・ロナウドは、39歳でキャリア通算900ゴールを達成した。数多くの記録を塗り替えてきた同選手とメッシだが、同メディアはフリーキックでの得点記録について注目。これまで、C・ロナウドはキャリア通算64得点、メッシは65得点をフリーキックから決めている。 記事では、「メッシ対ロナウドの長年の論争において、フリーキックは議論の余地のある分野の一つだ。フリーキックからのゴールに関しては、両者の差はわずかである。しかし、この時代を代表する2人のスター選手が史上最高のフリーキックキッカーとみなされるには、まだまだ道のりは長い」と述べた上で、両選手を同じもしくは上回る記録を残しているレジェンド5人を紹介していた。 メッシと並んでフリーキックから65得点を決めているのが、元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏だ。同選手の独特なキックは多くの選手に影響を与えており、ノッティンガム・フォレストに所属するフリーキックの名手ジェームズ・ウォード・プラウズもその1人。同選手はすでにプレミアリーグ歴代2位となる17本を直接FKから決めており、彼の上にいるのは現役時代に18本決めたベッカム氏だけである。 またバルセロナでメッシと共演したロナウジーニョ氏、アルゼンチン出身のビクトル・クエスタ氏も通算66ゴールでメッシとC・ロナウドの上に立っている。そして歴代2位となる通算70ゴールという記録を残しているのが、サッカーの神様とも称されていた元ブラジル代表FWペレ氏だ。 サッカーの神様を抜いて通算77ゴールという驚異的な記録を残していたのが、同じく元ブラジル代表のジュニーニョ・ペルナンブカーノだ。同メディアは、「伝説的な記録がメッシとロナウドに脅かされているように見えた時期もあったが、彼らのキャリアが終わりに近づくにつれ、その差を埋められる可能性はますます低くなっている」と、数多くの記録を破ってきたメッシとC・ロナウドだが、ジュニーニョ氏が持つ記録を破る可能性は低いことを指摘していた。
フットボールチャンネル編集部