【RIZIN】カーライルが鮮烈の一本勝ち!チョークでギョンピョが失神
RIZIN FIGHTING FEDERATION 『RIZIN.47』 2024年6月9日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館 【フォト&動画】カーライルのチョークでギョンピョが失神! ▼第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg) 〇スパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim/Treigning Lab) 一本 3R1分11秒 ※リアネイキドチョーク ●キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA) カーライルは空手、レスリング、ブラジリアン柔術のバッグボーンを持ち、AJ・マッキー(22年10月)、ホベルト・サトシ・ソウザ(昨年5月)といずれも判定で敗れるも、トップファイターを相手にタフなファイトを見せてきた。今回はRIZINで武田光司戦(22年4月)以来の勝利を目指す。 対するギョンピョは第3代HEATライト級王者で、昨年4月にRIZINで宇佐美正パトリックにリアネイキッドチョークで初回一本勝ち。11月のRIZINアゼルバイジャン大会では、トゥラル・ラギモフをパウンドアウトしわずか21秒でKO勝利している。 試合は1R、横蹴りなど変則的に放つカーライルにギョンピョもパンチと蹴りで応戦。そこからカーライルをコーナーに押し込む。だがレフェリーがブレークして両者を分ける。 ギョンピョはカーフキックから繋いだ左フックでカーライルに出血を呼ぶ。ギョンピョは体幹の強さを感じさせ、パンチの交換からカーライルに組みつき押し込む。 2Rもギョンピョは圧力を発してカーライルに向かい、ジャブ&ボディ打ち。カーライルのタックルはギョンピョが押し戻すが、カーライルが近距離で左ショートフックを後頭部付近に当ててフラつかせ、ギョンピョの背後に回る。そしてギョンピョの太もも裏にヒザを送る。 3R、ギョンピョがジャブと左フックを使い分けて前に出る。しかしカーライルはヒザを決め、そこからタックルを連係してテイクダウン。ギョンピョは立ち上がろうとするが、カーライルは背後に回って一気にリアネイキドチョークを極め絞め落として勝利した。 カーライルはマイクを持つと3連敗から2年ぶりの勝利を喜び、「次はサトシ選手とグスタボ選手がやると思いますが、その勝者にチャレンジャーとして名乗りを上げたいです。ギョンピョ選手にもお礼を言いたいです。タフな選手で自分もダメージを受けました。ヤッタ!」と笑顔を見せた。