【大学野球】ロッテ育成３位の富士大・長島幸佑 初回２失点もすぐに修正して３回４Ｋ
◆明治神宮大会東北地区代表決定戦▽１回戦 富士大１０―２東北公益文科大（７回コールド、２６日・ヨークいわき） ２４日のドラフト会議でロッテから育成３位指名を受けた北東北大学・富士大の長島幸佑投手（４年＝佐野日大）が、大事な初戦の先発マウンドに立った。しかし初回に「堅くなってしまった」と長島本人が振り返ったように、高めに浮いた球を痛打されていきなり２失点。それでも「たたくイメージで低めを意識した」という持ち味のフォークが要所で決まり、２、３回はいずれも得点圏まで走者を許したが無失点に抑えた。「修正できたのは次につながると思う」と前を向いた長島に、スタンドから視察したロッテ・柳沼強スカウトは「初回は緊張や力みがあった。２回以降はいい球が増えて、自分らしい投球をしてくれた」と話した。
報知新聞社
