40歳の競輪選手がスマートに!“選手になって一番”というほど猛練習重ねる理由「誘導妨害やらかしたので」
青森競輪場のナイター競輪「日刊スポーツ杯・エフエム青森杯(F1)」が16日に初日を迎える。2日目のA級準決勝の4Rに出場する植草亮介(40歳・千葉=90期)に話を聞いてみた。 まずは初日の予選を振り返ってみる。正攻法の位置を取った荒川仁が中川拓也を赤板で突っ張り、そのまま引き切っての番手差しだ。最後の直線で踏み込むと鋭く伸び、近況の好調さはキープしている様子。 「荒川君が突っ張ってくれたし、あのカカりならバックでは誰も来れないと思っていましたよ。突っ張ってくれたからスンナリ付け切れたけど、もしカマシだったらどうなっていたか(苦笑)。ただ、道中では余裕があったし、周りも見えていました」と振り返る。 体つきが以前とは比べものにならないくらい引き締まって感じだが「自分は誘導妨害をやらかしたので、月2本の配分しかないんですよ。だから時間がある分、選手になって一番じゃないかというくらい練習ばかりしていた。それなので体も絞れて筋肉もついた。それで車が伸びる要因に繋がってなんじゃないですかね」と要因を説明。 準決勝はド先行の松本京太-飯尾主税の3番手となるが、今の伸びだったら確定板だって可能だろう。穴党なら狙ってみて欲しい選手だ。(アオケイ・忍足記者)