「破局しました」漫才協会で自虐を笑いに変えた瞬間が転機に アンゴラ村長「テレビで露出が減った後」の活躍
── 素敵ですね。縄跳びネタのようなリズムネタは、当時コアなお笑いファンからは叩かれやすかったように思います。SNSの誹謗中傷も多かったのでしょうか。 アンゴラ村長さん:そうですね。でも私は「叩かれてるかも」って思ってからは、SNSをあんまり観なくなったんです。なので、一時は落ち込んだこともあったけれど、ここ数年、心は健康な状態でやっていけています。ただ、3助さんはエゴサが好きで、そういうのをしょっちゅう見てるので…。「気にしてない」とか言いつつも、アンチコメントばっかり見ているので、最近はかいわれ大根みたいな感じになってきちゃって。
ライブで「こういうアンチコメントがあって~」とネタにすると、ウケたりもするんです。ただ、私はもう、そういう笑いは別にいいやって。そういうのを見ないで、自分の世界だけで生きていこうかなって思っているんです。3助さんの不健康さを見ていると特に…。シワシワで、細くって、真っ白になっちゃってるんで…(笑)。本当に見ないほうがいいですね。 PROFILE アンゴラ村長さん あんごら・そんちょう。2015年、早稲田大学在学中にデビュー。17年、スーパー3助とお笑いコンビ「にゃんこスター」を結成、同年のキングオブコントで準優勝しブレイク。今年5月には、初のデジタル写真集『151センチ、48キロ』(講談社)を発売し、話題に。
取材・文/市岡ひかり 写真提供/アンゴラ村長
市岡ひかり