『杖と剣のウィストリア』天崎滉平&関根明良&天野聡美が語る、大きな壁を乗り越える秘訣とアフレコの裏側
■演じるキャラに近づきたくてアフレコ中にコスプレも!?
――演じるキャラとの共通点はありますか? 天崎:ウィルは芯が強く折れない心を持っていて、僕とは真逆のタイプです。共通点がない分、アフレコ中は少しでも彼に近づきたくて、同じような丸眼鏡をかけています。そのうち完全にコスプレをしてアフレコし始めるかもしれないので、そうなったら止めてください(笑)。 天野:私も似ていると思うところはないですね。どちらかというと、憧れる存在です。私自身、内向的なタイプなので、「自分の意思をみんなにちゃんと伝えよう」と人と接しているところが素敵だと思います。あと、彼女に近づきたいので、ちょっと髪を切って長さを寄せてみました。 天崎:関根さんも、一緒にコスプレどうですか? 関根:エルファリアちゃんは露出がすごいので……(笑)。 天崎:そっか、そういう問題もあるのか(笑)。 ――関根さんはいかがですか? 関根:私も似ていると思うところはないのですが、収録の際、学院生活のシーンなど後ろからみていることが多く、エルファリアちゃんもこんな気分なのだろうなと思うことは多いかもしれません(笑) ――アフレコ現場はどんな雰囲気ですか? 天崎:楽しい現場ですね。大人数で収録していることもあり、それぞれグループになって喋ったりしています。僕はユリウス役の柿原徹也さんや、イグノ―ル役の河西健吾さんの隣にいることが多く、お2人とよくお話をしています。 ユリウスは物語の途中から登場するキャラクターなのですが、柿原さんがアフレコに参加されるようになってからは、より一層現場に活気が生まれたように感じます。何かしらの話題を投げてくださるので、それにみんなが反応したり、エドワルド役の遊佐浩二さんがツッコんで、みたいな(笑)。 関根:すごく学院感がありますよね。 天崎:それを見守る関智一さんとか(笑)。 ――若手からベテランまで、年齢幅がある現場ですよね。 天野:私が1番後輩なので、その緊張もあったんですけど、先輩方がすごく和ませてくださるんです。話している間ももちろん楽しいですし、演技も硬くならずにできるようになってきました。 ――やはり最初は緊張しましたか? 天野:めちゃくちゃ緊張しました! キャストのみなさんはもちろん存じ上げていましたし、演技を生で聴くことができ、感動しながら収録をしていて。とくにキキ役のいなせあおいさんとは隣になる機会が多く、ずっと至近距離で「どうしよう……」となっていました。いなせさんから「天野ちゃんいつまで緊張してるの~?」とほぐしていただくこともあったりで、最近は大丈夫になりました(笑)。