ジョブズ「30秒の決断」。Appleの未来を決定づけた「1つの質問」
1つの決断が、歴史を変えることもある
ウーラードは先月、89歳で亡くなりました。ウォールストリート・ジャーナルが、この件に関して詳細の一部を記事にまとめています。ここでは、その意味をよく考えてみましょう。 ジョブズがウーラードと初めて話した時、手加減なく伝えることを30秒で決意していなければ、ウーラードはジョブズを呼び戻すことをそれほど強く押し進めなかったかもしれません。 ジョブズが復帰を果たしていなければ、Appleが今日のような巨大企業になることはなかったでしょう。 Appleが復活していなければ、皆さんがこの記事を今使っているデバイスで読むことはなかったでしょう。大雑把に言って50%の確率でそのデバイスは存在していなかったはずです。 これはビジネス史に残る面白い話であり、現在のビジネスリーダーが学ぶべき話でもあります。ここには明確な教訓がいくつかあります。 難しい決断に迫られたら、少し時間をとって考えましょう。自分の責務はなにか、と。そして、自分の直感に従うのです。 その影響はどこまで及ぶのか、予想することはできません。 ──2024年1月17日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Source: Amazon(1, 2), The Wall Street Journal Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC. 翻訳: 嶋谷和幸/OCiETe
ライフハッカー・ジャパン編集部