5日（水）も九州では強い雨の降ったところがありました。これまでに降った積算雨量もかなり多くなっていますので、この先、晴れ間があっても、まだしばらくは土砂災害に警戒してください。 6日（木）は広く梅雨の晴れ間となりそうです。猛烈な暑さになりそうなため、熱中症対策を徹底するようにしましょう。 ＜6日（木）の天気＞ 九州南部や東日本、東北を中心に明け方頃まで雨の降るところがありますが、日中は九州から東北にかけて広く晴れる見込みです。九州南部では雲が広がりやすいですが、前線の活動が一時的に弱まるため、雨は小康状態となるでしょう。 各地で気温が上がり、最高気温は福島で36℃、山形、甲府、名古屋、岐阜、鳥取などで35℃の猛暑日となる見込みです。熊本でも34℃まで気温が上がり、猛暑日に迫る暑さとなりそうです。復旧作業などを行う際は、こまめに水分や休憩をとるようにしてください。 一方、低気圧が近づく北海道では雨が降りそうです。大気の状態が不安定になるため、急な雨脚の強まりや雷、突風にお気をつけください。 ＜週間予報＞ ■西日本 7日（金）からは、また九州から雨の範囲が広がり、週明けにかけて断続的に雨が降る見込みです。再び大雨となるおそれがあり、九州では土砂災害などに厳重な警戒が必要です。 ■東日本・北日本 7日（金）も晴れるところが多いですが、6日（木）から7日（金）にかけて黄砂が飛んでくる可能性があります。気になる方は、洗濯物は部屋干しがおすすめです。週末以降は曇りや雨の梅雨空が戻るでしょう。