53歳の米俳優、あえて“シワ加工”を施したセルフィーを公開。「顔中シワだらけでも恥ずかしいことはない」とポジティブなメッセージをシェア
SNSでの写真加工に断固反対している現在53歳のべサニー・フランケル。『ザ・リアル・ハウスワイブス・オブ・ニューヨークシティ』元出演者の彼女は、しばしばノーメイクでフィルターをかけないセルフィーを投稿して、「ノーメイクでナチュラルなのが一番リアルな自分」だと気づかせてくれる。 【写真】ベサニー・フランケルが“逆フォトショップ”で加工した衝撃画像 そんな彼女は過去に、自らの主張を強調しようと、あえて“SNSのおきて”を破ってみせた。コスメブランド、ローラ ゲラーのキャンペーンで、シワ加工を追加する「逆フォトショップ」をして、シワなんて恥ずかしくないと証明している。 広告では、頭のてっぺんから爪先まで全身完璧におしゃれした彼女が撮影のセットを出ていきながら、カメラに向かって語りかける。「こんなにすてきに見せるためにはものすごく手間がかかる。でも、私には隠すものなど何もないわ。ヘアエクステやつけまつげをとっても、私は私」と言いながら、これらを外していく。そしてメイク台の前に座って、「もっと刺激的にしましょうか?」と、彼女。「どこにシワがあるか見てみましょう。ええ、1本や2本あるし、進行中よ。じゃ逆フォトショップしてみたらどうかしら?」 すると彼女の顔が額や目尻のシワ、笑いジワを加えたバージョンに切り替わって、「私は年を取りつつある。完璧にメイクしなきゃ、顔中シワだらけ。恥ずかしいなんて思っていないわ。でも、リップスティックくらいはつけてもいいかもね。あなたらしく、誇りを持って」と彼女が言う。 当然ながら、フォロワーたちは彼女のこの主張を十分に理解。「あなたって本当に素晴らしい! これこそまさに私たちが皆、見たり聞いたりする必要のあること」と、あるファンはインスタグラムにコメント。「これは素晴らしいメッセージ。シワなんて怖くないと見せてくれてありがとう」や「TVなどに出る人がこんなふうに正直だとエイジングも気が楽になるわ!」と書いた人もいた。 彼女はプレスリリースで、このキャンペーンに出演できたことをとても誇りに思っていると語っている。「あちこちにシワがあったところで、この世の終わりじゃない。フィルター加工やフォトショップで本当の自分を偽るのはそろそろやめる時」と述べている。また、『Oprah Daily』のインタビューでは、この広告で、年齢を重ねた人の表現が増えるよう貢献できればと述べていた。