【速報】「残虐非道の限り 苦痛は筆舌に尽くしがたい」青葉真司被告に死刑判決 36人死亡の京アニ放火殺人事件で責任能力認める
死刑判決…裁いた裁判員が記者会見 青葉被告に対する思いなど聞いた
――『被害者数が日本の刑事裁判史上でも突出して多いこの事件、判決を終えた今の心境』を聞かれると。 「二度とこんな事件がないようにと思っている」(40代男性会社員) 「責任を感じた、いまは肩の荷が下りてほっとした。協力してくれた家族や職場に感謝」(30代女性会社員) 「長いと思って不安だったが、裁判長がチームで頑張ろうと言ってくれて真剣に参加できた」(女性教師) などとそれぞれが、心境を語りました。 ――『法廷で意見陳述や調書の読み上げを多く中で、心理的な負担を感じたか』という質問に対しては。 「裁判員として参加していたので、感情的にならないように、と考えていたが法廷でも涙が出て辛いと思った。勇気を出して話してくれた人の話を聞くのは、必要な時間だった」(30代女性会社員) 「今でも涙が出そうになる。だが苦痛ではなく話を聞けたことがとてもよかった」(50代女性)などと話しました。 ――『青葉真司被告に対する思い』については。 「正直、何を考えているのかよくわからない。今どう思ってるのか知りたい」という答えや、「遺族が質問した時に、(青葉被告が)イラっとした感じもあったので、思ったことをすぐ出す性格が映し出されたのかと感じた」と印象を話していました。 中には「妄想性障害で、京アニへの恨みは消えてないかもしれないが、被害者や遺族に対しての気持ちも変わっていてほしい、悲しみや苦しみを理解する人になってほしい」と話す人もいました。