上海ハロウィーン抑え込み 警官配置、コスプレ禁止
【上海共同】中国上海市当局は26日、ハロウィーンを楽しむ若者らが例年集まる市中心部の飲食店街エリアに多数の警察官を配置し、仮装やコスプレ姿の人が同エリアに入るのを阻止するなどの取り締まりを実施した。コスプレ姿の人でにぎわった昨年までとは一変した。 飲食店街の入り口には「宗教や政治に関わる敏感な姿での入場は禁止」との掲示が張り出された。習近平指導部が欧米文化の浸透に神経をとがらせていることに加え、政府に批判的な活動につながることを警戒しての措置とみられる。