サッカー選手も歯が命!鹿島が「オーラルケアドクター」配置、選手の口腔チェックへ SCOグループと契約締結
鹿島は8日、歯科医院向け決済代行サービスなどを展開する「SCOグループ」(東京・千代田区)とオフィシャルパートナー契約を締結したことを発表した。両社協同で「オーラルケアプロジェクト」を推進し、地域の健康増進に寄与することを目指していく。 * * * プロジェクトでは、ホームタウン地域の子供たち、住民に「予防歯科」の大切さを伝え、歯磨き指導などの啓発活動を実施。行政と連携し、虫歯の本数を減らす取り組みを推進していく。茨城県内などの複数エリアに「鹿島アントラーズ オーラルケアクリニック(仮)」の開設を進めていく方針だ。 さらに同クリニックにクラブ公認のオーラルケアドクターを配置し、トップチーム選手が定期的なオーラルチェックを受けられる体制を整えていく。今後は選手のアンバサダー起用、アントラーズスポーツクリニックとの共同研究も行っていく見通し。 SCOグループの玉井雄介・代表取締役社長は「Jリーグクラブが地域に及ぼす力はものすごいものがあり、地方創生、活性化に可能性を感じていた」と、鹿島との契約締結に至った思いを明かし、「何か疾患があってから歯医者に通うという考え方が根付いている。行動変容が必要だと考えている」と語った。鹿島とともに、行動変容につながる様々な取り組みを行っていく。
報知新聞社