バスケ男子日本代表・河村勇輝、残り18・3秒の同点3点シュートは「僕が空いたので」勝負強さ発揮
◇23日 バスケットボール男子・強化試合第2戦 日本95―95オーストラリア(札幌市・北海きたえーる) 世界ランキング26位の日本は、同5位で若手主体のオーストラリアに95―95で引き分けた。河村勇輝(23)=横浜BC=が最終盤に爆発した。 第4クオーター(Q)残り1分15秒から河村が3連続でシュート決め、6点差を追いついた。ハイライトは残り18・3秒で放った3点シュート。当初はサインプレーで自身が打つ場面ではなかったが、「僕が空いたので打った」。土壇場で勝負強さを発揮した。 逆転負けした前日(22日)のオーストラリア戦は司令塔としてチームを機能させられず、トム・ホーバス監督の評価も厳しかった。それでも、河村は「愛情のある監督」と反骨心を見せ、チーム最多28得点、6アシストと活躍。強化試合2連敗を阻止した。
中日スポーツ