「打点の高さはトップクラス」181センチの〝二刀流〟久光スプリングスの18歳アタッカー、U20アジア選手権日本代表に選出
日本バレーボール協会が26日に発表した「2024女子U20アジア選手権大会」(7月1~9日まで中国・江門)の日本代表メンバーに、久光スプリングスから18歳の井上未唯奈(みいな)が選出された。 ■【写真】さわやかな笑顔を浮かべ仲間と喜ぶ金蘭会高時代の井上未唯奈 大阪・金蘭会高から今春入団したルーキー。181センチの長身で、久光でもアウトサイドヒッター(OH)とミドルブロッカー(MB)の両ポジションに取り組む「二刀流」プレーヤーだ。久光の酒井新悟監督によると「打点の高さはチームトップクラスです。ライト側からの攻撃もいいですし、細身に見えてスパイクも力強い」と高いポテンシャルを認めている。 明るく、人懐っこい性格でムードメーカーとしての資質もある。「自分の強みを発揮し、日本の勝利に貢献できるように。久光スプリングスの選手として少しでも成長して帰ってきたい」と広報を通してコメントした。 12人の代表メンバーには、12年ロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんの長女で、東京・共栄学園高3年の秋本美空や、北海道・旭川実高時代に全日本高校選手権(春高バレー)で活躍したクインシーズ刈谷(トヨタ車体クインシーズから改称)の笠井季璃ら将来楽しみなアタッカーも選出されている。 (西口憲一)
西日本新聞社