小池栄子“ヨウコ”&柄本明“啓介”、歌舞伎町の“赤ひげ親子”の警察をも黙らせる信念にくぎづけ<新宿野戦病院>
小池栄子と仲野太賀がW主演を務めるドラマ「新宿野戦病院」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODにて配信※毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第8話が、8月21日に放送。小池演じるヨウコと柄本明演じるヨウコの実父・啓介、歌舞伎町の“赤ひげ親子”の活躍が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) 【動画】仲野太賀“享”、橋本愛“舞”の告白にノックダウン…恋の三角関係が進展か ■宮藤官九郎オリジナル“救急医療エンターテインメント”「新宿野戦病院」 本作は、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど幅広く活躍する宮藤官九郎による完全オリジナル脚本。新宿・歌舞伎町を舞台に、“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、“命”の尊さを投げかける新たな“救急医療エンターテインメント”。 小池がアメリカ国籍で元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマンを、仲野が麻酔医の勉強をする美容皮膚科医・高峰享を、柄本が聖まごころ病院の院長でヨウコの実父・高峰啓介を演じ、橋本愛、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、濱田岳、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久らが出演。サザンオールスターズの「恋のブギウギナイト」が主題歌となっている。 ■小池栄子“ヨウコ”「ぜってぇ殺さん」、被害者も加害者も助ける姿にくぎ付け 聖まごころ病院の近くで爆破事件が起きた。現場はストーカー被害に悩んでいたかえで(田中美久)が働くコンカフェがあるビル。舞(橋本)らのNPO法人「Not Alone」と交番勤務巡査・岡本勇太(濱田)は、数日前からかえでの相談に乗っていたが、かえでがコンカフェで働くラストデーに爆破事件が起きたのだった。患者のトリアージを任されたヨウコ(小池)ら病院スタッフは、適切に処置していく。 そこに、かえでをストーカーしていると思われていた後藤和真(北野秀気)が重傷を負い運ばれてきた。コンカフェの店長が後藤を犯人だと決めつけ、こんなやつ助けるなと叫ぶ。店長の叫びに、「被害者じゃろうが、加害者じゃろうが、人殺しじゃろうが、ぜってぇ殺さん」と言い切るヨウコがかっこいい。 警察も後藤が犯人だと思っていたが、他病院のICUで治療中のかえでが否定。真犯人は、聖まごころ病院に運ばれていた。真相解明のために真犯人を最優先で助けろというという警察にヨウコは「人の命を何じゃあ思うとらんのら!」とブチギレ、院長の啓介(柄本)も「ど素人はすっこんでろ!」と激怒。警察をも黙らせる、歌舞伎町の“赤ひげ親子”の姿にくぎづけだ。 ■命に平等に向き合う小池栄子“ヨウコ”&柄本明“啓介”の信念がかっこよすぎる 命に平等に向き合うヨウコと院長の啓介、歌舞伎町の“赤ひげ親子”の姿に「怒れる歌舞伎町の赤ひげ親子、かっこいい!どんな立場だろうと、どんな状況だろうと『命は平等』がヨウコのモットー」「いつも穏やかな院長も相手次第ではこの迫力」「刺さった。警察をも黙らせる信念」「今まで以上に真剣に見た!院長とヨウコ先生の啖呵めちゃくちゃかっこよかった!」などの声があがる。 さらに「コンカフェにストーカーに女風など新宿の今を詰め込みながら、最終的に世の中の不平等と命の平等を考えさせてくる。でもコメディ要素やラブコメ要素もキチンと入れ込んでるからドラマとして面白い、最高」「もんげー面白い。今回はすごい。大盛り全部のせ。毎回、ぶっ込んでくるねぇ」「控えめに言って宮藤官九郎は神だわ」などの声も上がり反響を呼んでいる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部