（左上から時計回りに）比嘉愛未、小芝風花、濱口優、小倉弘子

　大みそかの31日、新年に向けて、第一線で活躍するタレント、著名人の退社や新たなスタートが明らかになった。 　女優の比嘉愛未（38）が芸能事務所「ライジングプロダクション」を退所することを自身のSNSを通じて発表。「皆様にご報告があります。このたび私、比嘉愛未は2025年1月31日をもちまして、所属事務所　株式会社ライジングプロ・ホールディングスとの契約を満了し、退所することとなりました」と報告した。 　TBSの小倉弘子アナウンサー（50）はこの日、火曜日パートナーを務めるTBSラジオ「ジェーン・スー　生活は踊る」（月～木前11・00）に生出演。今後については「どこにも入らない」と事務所などには所属せず、マネジャーもつけずにフリーで活動する方針。「自分でも忙しくしなきゃいけないと思っているから、少ししっかり休んだらどんどんいろんな方にお願いにいかなきゃと思ってます」と語った。 　人気アニメ「ラブライブ！」国木田花丸役などで知られる声優の高槻かなこ(31)が自身のX(旧ツイッター)で「ご報告続きではありますが、本日付けで約9年間所属した事務所アミューズを退所致しました！」と報告した。 　今年は売れっ子タレントの退所が相次いだ1年だった。 　大河ドラマ「どうする家康」など多数の作品の出演が続いた女優・松本まりかは、1月1日に「A-Team」から「研音」への移籍を発表。元SKE48の松井珠理奈も1月に「アービング」を円満退所した。 　2月には、広末涼子が26年間所属した「フラーム」を退所し独立。3月には「尼神インター」がコンビを解散し、誠子が「吉本興業」を離れた。キンタロー。は「松竹芸能」から独立。関口メンディーは「LDH　JAPAN」から退所することを4月に発表し、メンバーと会見を行って心境を語った。4月には多部未華子が約20年間所属した「ヒラタインターナショナル」を退所し、黒木華も「パパドゥ」を退所し独立してフリーとしての再出発を報告した。 　5月には加藤夏希も、99年のデビュー当時から所属していた「ディメンションブルー」を退所し「フロム・ファーストプロダクション」へ移籍。8月にはタレント・千秋が32年間所属した「ジャパンミュージックエンターテイメント」から独立し、若槻千夏も23年間所属した「プラチナムプロダクション」退所を発表していた。女優の山本舞香は7月31日に「インセント」を退所、翌8月1日に新たに「エイジアプロモーション」」と契約したことを発表した。 　俳優の伊藤健太郎は「イマージュエンターテインメント」を9月に退所、その後「トライストーン・エンタテイメント」へ移籍。11月には桜庭ななみが「スウィートパワー」から独立。今後は本名の「宮内ひとみ」で活動することを報告した。 　今月に入り、女優の小芝風花が「オスカープロモーション」を退所し、「トップコート」へ移籍することを発表。また、28日には、お笑いコンビ「よゐこ」の濱口優（52）が自身のインスタグラムで所属事務所「松竹芸能」からの退所を報告した。相方・有野晋哉（52）は事務所に残り、コンビとしての活動は継続する。 　音楽界では、「乃木坂46」の向井葉月が年内をもって、グループを卒業し、芸能界も引退する。元「EXILE」のメンバーで歌手の清木場俊介（44）が今年いっぱいで歌手活動を休止。2013年に結成した和楽器とロックを融合させた和楽器バンドが年内で活動無期限休止するほか、バンド「Nulbarich」（ナルバリッチ）年内をもって活動を休止する。ほか、年内で退社すると報じられていたテレビ朝日の加藤真輝子アナは公式サイトから名前が削除された。 　また、芸能事務所の突然の休業・破産に伴う独立や再出発も相次いだ。3月には、壇蜜、吉木りさらが所属していた芸能事務所「フィット」が破産。さらに4月には、芸能事務所「A-Team」が休業を発表した。「A-Team」に所属していた吉岡里帆は「フラーム」に、酒井若菜は「アービング」へ移籍し、臼田あさ美は独立を発表した。藤原紀香や篠田麻里子所属の芸能事務所「サムデイ」は11月に破産。篠田はフリーでの活動を発表している。