デンゼル・ワシントンが牧師の資格を取得
オスカー俳優のデンゼル・ワシントンが、キリスト教の正式な聖職者となった。米Deadlineが報じた。 洗礼式は、米ニューヨークのハーレムにあるケリー・テンプル・チャーチ・オブ・ゴッド・イン・クライストで行われ、その模様はFacebookでライブ配信された。ワシントンは、妻への感謝とともに「あと1週間で70歳になります。 時間がかかりましたが、私はここにいます」と、牧師の資格を得た感想を語った。 ワシントンは以前から信仰についてオープンにして語っており、米エスクァイア誌のインタビューでは、ハリウッドで宗教について語られることは稀だが、自分の信念と経験を分かち合う決意は揺るがないと語っている。「僕は恐れない。誰にどう思われようと気にしない。恐れていることを話すと……そんな話し方ではアカデミー賞はとれない。この街でそんなことは言えないんだ」と明かしていた。 「グローリー」「トレーニング デイ」でアカデミー賞を獲得し、映画監督としても高く評価されているワシントン。リドリー・スコット監督の「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」が全国で上映中。今後は、アップル・オリジナル・フィルムズとA24によるスパイク・リー監督の「Highest 2 Lowest(原題)」、マーベル映画「ブラックパンサー3(原題)」に出演予定だ。