木村ミノル戦中止で金欠のYA-MANがKOボーナスで損失補填へ。「俺はエンタメ枠ではない。ガチ」とも宣言【RIZIN】
今年で10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月20日、都内で開催された。 初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦することが発表された。 YA-MANは「ダウトベック選手は今、8連続くらいKO勝ちしていて、RIZINでも勝ち続けている。RIZINの中でもトップ選手の一人だと思う。ここで勝って、俺はエンタメ枠ではないということを、“YA-MANはガチなんだ”ということをRIZINのファンに認めさせたいと思っている」と今回の試合を位置付けた。 試合については「必ずどっちかが失神するような試合になると思う。もしかしたら俺が失神するかもしれない。もちろん俺は相手を失神させるつもりでやるが、どっちが倒れているか分からない試合になる。1R目から目を離さないようにしてください」とスリリングな攻防を予告。 相手の打撃については「今までRIZINで戦ってきた選手は自分ほど打撃は上手くないと思う。そういう選手が下がっているところに、上手くパンチを合わせているだけかなと思っている。ストライキングが強い選手とはやってないから、余計に強く見える感じ」と分析したうえで「ボクシングのカザフスタンの王者だったと思う。そこは警戒するが、ボクシングじゃないんで。蹴りもあるし。そういった部分でも自分のほうが打撃という部分では上回っていると思う」と改めて自らの打撃に絶対的な自信を見せた。 またYA-MANは自らがプロデューサーを務める格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」で10月5日に木村“フィリップ”ミノルと対戦予定だったのだが、大会2日前に木村が大麻取締法違反の疑いで逮捕され、試合が流れるというまさかの事態が起こったのだが「試合の2日前に逮捕されたとニュースで知って。その時から年末のRIZINに向けて切り替えて、その日の夜から柔術の練習をしていた」とフィジカル、メンタルともに影響はないよう。 しかし「メンタル的なダメージはないが金銭的なダメージはでかい(笑)。今、金欠なのでタクシーから電車にしている。もちろんKOボーナスを狙っている。いつも以上にKOを狙っていこうと思っている」と試合中止での損失補填のためにもKO勝ちを自らに課していた。
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