ベテラン錦木が勇み足で負け越し 「踏ん張ったと思ったのに」
◇大相撲九州場所11日目(2024年11月20日 福岡国際センター) 西前頭6枚目・錦木(34=伊勢ノ海部屋)が東前頭4枚目・美ノ海(31=木瀬部屋)に最後の最後で勇み足で負け越した。 立ち合いから突いて出て、美ノ海の後ろに回り込みながらも粘られながらも前に。押して出たところを左足が勢いよく相手より早く踏み出してしまった。詰めが甘く「体重が(相手より)重たいから先に(足が)ついた。相手よりむちゃ早かった」と苦笑いしか出ない。これで3勝8敗と負け越し。 「踏ん張ったと思ったのに」ともう笑うしかない。「今日みたい。いや最後は詰めはしっかりと」と気持ちを新たにし、会場を後にした。