呉服町のビル火災で殉職した消防士の遺影に献花 ビル火災の最終報告書を10月にまとめる方針示す 静岡市難波市長
静岡市消防局管内の市長・町長が集まる会議が静岡市で開かれ、終了後静岡市の難波市長が呉服町ビル火災で殉職した消防士の遺影に献花しました。 静岡地域消防運営協議会には、静岡市や吉田町など3つの市と2つの町の市長と町長が参加しました。 会議ではおととし起きた静岡市葵区の呉服町ビル火災を受けた、静岡市消防局の組織改革の計画案などが示されました。 また、2026年4月以降も、現在の3市2町の広域消防の継続が決まりました。 会議の後は呉服町ビル火災の消火活動中に殉職した山本将光さん(当時37)の遺影に、静岡市の難波喬司市長が献花し、再発防止を誓いました。 静岡市 難波喬司市長: 「組織改革の基本計画案とそれに基づいて具体的に実施計画を定める。紙に書いただけではなくて、結果を出すことが大事ですので、しかも早く結果を 出すということが大事」 また、難波市長は9日の定例会見で、事故調査委員会の報告書と、市の独自の検証結果を合わせた最終の報告書を、10月ごろにまとめたいとしました。