【検証】覆面2人組がバール持ち門乗り越え敷地内に 監視カメラ9台も繰り返される犯行…専門家「素人集め強盗させるトクリュウか」 名古屋市
元埼玉県警捜査一課刑事と現場を検証
「Mr.サンデー」は元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三氏と現場を検証した。 元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三氏: ここですよね。ぱっと見ると防犯カメラ1台、2台。そして3台。 ここに「防犯カメラ設置推進地区」と(いう貼り紙が)ありますが、これを見た瞬間「いやいや、ここは入りづらいな」というか。僕だったらやらないですね。 専門家がこう話すにもかかわらず、犯行が試みられたのは、犯人が、素人を集めて強盗をさせる、いわゆる“トクリュウ”の可能性が高いからだという。 それを裏付けるのが、強盗が逃げる途中に門に引っかけたまま残されたイヤホン。 元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三氏: 最近のトクリュウの手口では、指示役とリアルタイムで音を聞きながら指示をしながらやっているということなので。 9月から10月にかけ、首都圏で相次いだ緊縛強盗事件も、「トクリュウ」の犯行と見られ、複数犯でバールを使うなど、今回の事件と類似点があるという。 だが、なぜ同じ住宅ばかりが何度も狙われるのか? 元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三氏: 何かしらのリストに載っているということは十分考えられると思いますね。 ターゲットとしてリストに名前が載り、それが出回っている可能性が高いという。 元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三氏: 同じ指示役が5年続けているとは思えないです。違うグループも(リストを)手にしたとかそういう可能性もあると思いますね。 警察は、2人組が窃盗目的で侵入したとみて、捜査を進めている。 (「Mr.サンデー」10月6日放送より)
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