日本ヘビー級王座に降りかかった難題
■派手な復活も前途は多難… 京太郎の萩原マネージャーは、「せっかく作ってくれた日本タイトルですから、返上はさせません。来年の2月か3月のチャンピオンズ・カーニバルで防衛戦をしたいが、挑戦者がいなければ、日本タイトルを持ったまま東洋王座挑戦も考えている。石田選手が転向してくれれば歓迎です。ひとつ下のクルーザー級に落とすことも視野に入れている」と、今後の青写真を説明したが、いずれにしろ現在、京太郎の挑戦者候補は一人もいない状況。 K-1から転向してきた京太郎の存在があったからこそ、派手に復活したものの、日本のヘビー級タイトルは、いきなり袋小路に迷い込むことになった。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)