【ニューモデル情報】改良されフレッシュアップした新型BMW 2シリーズ グランクーペ よりアグレッシブなデザインとともに登場!
サイズ:トランクは変更なし
ボディサイズは大型化している。全長は20mm増の4,546mm、ホイールベースは2,670mmだ。全高は1,445mmで、25mm増加している。幅は1800mmで変わらない。トランクも同様で、マイルドハイブリッドでは70リットル少ない430リットルを収納できる。
インテリア:ついにカーブドディスプレイを採用
遅すぎた感もあるが、今回のフェイスリフトで「2シリーズ グランクーペ」にもカーブドディスプレイが採用された。これは他のすべてのBMWモデルでもおなじみだ。そして、予想通り、iDriveプッシュアンドターンコントロールはもはや利用できない。代わりに、タッチまたは音声コントロールで操作する。最新のBMWインテリアコンセプトを追っている人なら、次に何が起こるかを推測できるだろう。「2シリーズ グランクーペ」の空調コントロールは、ボタンレスになった。 その代わりに、センターコンソールにローラーが追加された。これは音量の調整や、プレイリストの曲送り・曲戻しにも使用できる。ギアの選択は、その隣にあるロッカースイッチで行う。
ステアリングホイールには、いくつかのボタンが残っている。「M」モデルのステアリングホイールはデザインが一新され、特に12時の位置にある赤いマークが目を引く。新たにデザインされたシートは、長距離走行でも快適性を保てるよう設計されている。イルミネーション付きのMスポーツシートはオプションで、シートヒーターもオプションで用意されている。
エンジン:M235は非力?
BMWは今回のフェイスリフトでエンジンラインナップをスリム化し、エントリーレベルの選択肢としてディーゼルエンジンを搭載した4つの駆動システムのみを用意した。「218d」は150馬力を発揮する。これに加えて、163馬力のディーゼルエンジンと170馬力のガソリンエンジンを搭載した「220」の2つのバリエーションがあり、これらはマイルドハイブリッドとして電動化されている。 最上級モデルで唯一の全輪駆動モデルは「M235」だが、最高出力は306馬力だった前のモデルより6馬力減った300馬力に、450Nmのトルクは400Nmに減った。しかし、これは加速値(0-100km/h=4.9秒)や最高速度には影響しない。標準モデルでは7速ステップトロニックが搭載され、最高時速が250km/hを超えることはない。
Katharina Berndt