角田裕毅「あそこしか抜けなかった」日本GPではなぜ逆バンクが最大のオーバーテイクポイントになったのか、本人が説明|WEDNESDAY F1 TIME
角田「全部進入がアウトから行ってますね。前のクルマよりアウトで進入すると、立ち上がりで内側が取れる。逆バンクで外から狙うには、その内側のラインの出口を取らなくちゃいけない。外から毎回行っても、ちゃんとスピードに乗るんで。スピード差が出て抜ける」 同一周回のガスリー(13周目)とヒュルケンベルグ(33周目)をターン6の逆バンクで、複数回オーバーテイクを決めた角田。どちらも角田はフレッシュなタイヤを装着し、ロングスティント中のライバルをオーバーテイクした形になったため、同等の条件ではなかったことは確か。ランス・ストロールも終盤、ソフトタイヤを装着してボッタス、ケビン・マグヌッセンを抜いたセクションがターン6だった。中野信治氏は解説で「タイヤが終わってきているクルマにとって、逆バンクは厳しい」と述べたように、2024年の鈴鹿において逆バンクが際立ったオーバーテイクポイントとなっていた。 2025年の日本GPからC席(2コーナー~S字)、D席(S字~逆バンク)E席(逆バンク~Nippoコーナー)のスタンドが、今まで以上に人気の観戦スポットとなるかもしれない。
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