「来年は二刀流の大谷を…」 ドジャース優勝、敵地NYで邦人歓喜
大谷翔平選手と山本由伸投手が所属する米大リーグ・ドジャースが30日(日本時間31日)、ヤンキースを降して4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を果たした。敵地ニューヨークは消沈したが、邦人たちは喜びに沸いた。 【写真特集】大谷と山本のドジャースがワールドシリーズ制覇 ヤンキースファンが集まるニューヨーク市中心部のスポーツバー。大谷選手のユニホーム姿で1人乗り込んだ市内在住の会社員、藤原理央さん(28)はドジャースの優勝が決まった瞬間、満面の笑みが広がった。「来年は『二刀流』の大谷選手をドジャースでも見たいし、ファンとしてはまた違う記録に挑戦してほしい」と話し、早くも来シーズンの活躍に期待を寄せた。 同じバーで、日本から出張で来た同僚のグループで観戦していた下村真理さん(31)は「夢の舞台で活躍する大谷選手の笑顔が見られてよかった。歴史的な日になった。最後まで負けずに頑張る姿に勇気をもらった。しっかり(左肩の)けがを治してもらって、来シーズンは投手としての姿を見たい」と語った。【ニューヨーク八田浩輔、中村聡也】