ウクライナ「北朝鮮軍士気低下…新年迎えて飲酒事例多数発生」
ウクライナ-ロシア戦争に派兵された北朝鮮軍が飲酒関連の問題を起こしているとウクライナメディア「ザ・ニュー ボイス・オブ・ウクライナ」(The New Voice of Ukraine、NV)が2日(現地時間)、報じた。 【写真】ウクライナ特殊部隊の捕虜となった北朝鮮兵士 この日ウクライナ国防省情報総局(HUR)はテレグラムを通じてロシア南西部クルスク州の戦線に投入された北朝鮮兵士の士気が落ちていると明らかにした。 HURは「兵士の士気が落ちている」としながら「彼らは北朝鮮兵士がウクライナとの戦争に参加することが『大変重要』というメッセージを入れたロシア軍の絶え間ない宣伝を受けている」と主張した。 あわせてロシア軍下級指揮官が上部に死傷者数を減らして虚偽報告をしていると強調した。 これに先立ち、先月23日ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はクルスクで北朝鮮軍3000人以上が死傷したと明らかにしたことがある。 HURは大晦日だった昨年12月31日の戦闘に参加した北朝鮮軍兵力を含めて北朝鮮兵士の間で酒を多量に飲む事例が繰り返し発生していると付け加えた。